Anbernic「RG Vita Pro」の詳細仕様が判明、Android 14とLinuxのデュアルOS搭載
Anbernicは3月上旬、新型ハンドヘルド機「RG Vita Pro」の公式映像を公開し、その詳細な仕様を明らかにしました。本機は5.5インチのIPSタッチスクリーン(解像度1920×1080)を搭載し、Android 14と64ビット版LinuxのデュアルOS構成を採用している点が最大の特徴です。
公式のデモ映像では、PS2やPS Vita、Wii、ゲームキューブなどのエミュレーションが動作する様子が示されており、従来のエントリーモデルから大幅な性能向上が図られていることが窺えます。また、Wi-Fi 6やBluetooth 5.0に対応するほか、Type-C端子経由でのDisplayPort出力(1080p)やHDMI経由でのTVモードにも対応しており、外部モニターを利用した据え置き機としての運用も想定されています。
バッテリー容量は5000mAhで、本体カラーはブラックとホワイトの2色展開となる予定です。価格や発売日は「近日公開」とされており、今後の正式アナウンスが待たれます。
Retroid「Pocket 6」の12GBモデルが生産終了、メモリ価格高騰の影響で8GBモデルも値上げ
レトロゲーム機市場においてコストパフォーマンスの高さで知られるRetroidですが、世界的な半導体市場の変動を受け、苦渋の決断を下しました。同社は3月1日、Snapdragon 8 Gen 2を搭載する最新モデル「Retroid Pocket 6」のうち、12GB RAM搭載モデルの生産を終了すると発表しました。
さらに、継続販売される8GB RAMモデル(128GBストレージ)についても、3月2日より販売価格を従来の229ドルから244ドルへ、15ドルの値上げを実施しています。同社はこの価格改定の理由について、AIデータセンター向けの需要拡大などに伴う「世界的なメモリ市場の著しい変化と価格高騰」を挙げており、現在の適正価格で12GBモデルを提供し続けることが困難になったと説明しています。
他社でも同様のコスト増が報告されており、ポータブルゲーミング機全体における価格上昇トレンドが懸念される状況です。
AYANEO「Pocket DS」のデータ送信疑惑、公式がバグと説明し修正を約束
AYANEOが展開する2画面ハンドヘルド機「Pocket DS」について、一部のコミュニティから「ユーザーの同意なしにスクリーンショットが保存され、大量のデータが送信されている」というプライバシーに関する懸念が提起されました。これに対し、AYANEO側は3月11日までに迅速に声明を出し、意図的なデータ収集を否定しています。
公式の説明によると、スクリーンショットが蓄積されていた問題は「キャッシュの消去を妨げるソフトウェアのバグ」が原因であり、画像はアプリのサンドボックス内に保存されているだけで、外部サーバーへのアップロードは行われていないとのことです。
また、約12.5GBという不自然なデータ通信量についても、AndroidのシステムUID(android.uid.system)を共有するすべてのアプリの通信量が合算して表示される仕様による誤認であると釈明しました。同社は現在、このキャッシュバグを修正するアップデートの準備を進めており、ユーザーの不安払拭に努めています。