特徴
メーカーの「MINILOONG」は、ハンドヘルドゲーム機市場においては新進気鋭のブランドです。この『Pocket 1』が彼らにとってのデビュー作となります。
新興メーカーによる初の製品とは思えないほど、洗練されたデザインと質感を備えています。フロントパネルはマグネット着脱式でカスタマイズ性を備え、90年代のガジェットを思わせるノスタルジックな外観です。
4インチのLCDディスプレイは960x720の解像度(アスペクト比4:3)を持ち、レトロゲームの整数倍スケーリングに非常に適しています。ボタン類も高品質で、特にクリスタル仕様のABXYボタンや、静音で押し心地の良いスタック型ショルダーボタンは、この価格帯では群を抜いています。アナログスティックはホールセンサー式を1本搭載し、RGBライティングにも対応しています。
スペック詳細:
SoC: Rockchip RK3566
RAM: 1GB LPDDR4
ストレージ: 8GB(OS用内蔵) + デュアルMicroSDカードスロット
ディスプレイ: 4インチ IPS LCD (960x720)
バッテリー: 4,000mAh(約6時間駆動)
入出力: Mini HDMI, USB-C (充電用・周辺機器用各1), 3.5mmイヤホンジャック
通信: Wi-Fi, Bluetooth 4.2
OS: カスタムLinuxベース
長所
- + 優れたディスプレイ: 4インチ、960x720の解像度は、PS1以前のレトロゲームを美しく表示するのに最適です。
- + 高品質な操作系: クリスタルボタンの反応が良く、静音設計のショルダーボタンは非常に質が高いです。
- + 充電の柔軟性: 安価な端末では珍しく、USB-CのPD充電器や急速充電器など、多くのケーブルで充電が可能です。
- + 高いビルドクオリティ: 丸みを帯びたエルゴノミクスデザインと良好なプラスチックの質感により、価格以上の高級感があります。
短所
- − ソフトウェアの未熟さ: 画面リフレッシュレートが61.5Hzに固定されているため、音声や速度にわずかな違和感が生じます。また、一部のエミュレータで描画バグが見られます。
- − スピーカーの配置: モノラルスピーカーが背面にあり、プレイ中に手で塞いでしまいやすく、音がこもることがあります。
- − シングルアナログスティック: スティックが1本しかないため、一部のPS1タイトルやFPSなど、2本目のスティックを必要とするゲームのプレイに制限があります。
評判
- 多くのレビュアーからは、ハードウェアのポテンシャルについては非常に高く評価されています。「ハードウェアは100ドル以下の端末でトップクラス」との声がある一方で、OSの不安定さや最適化不足がその魅力を損なっているという指摘も目立ちます。現状では「PS1までのゲームを美しい画面で楽しむためのデバイス」と割り切るか、今後のコミュニティによるカスタムファームウェア(RocknixやArkOSなど)の対応を待つのが賢明であるというのが一般的な見解です。
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エミュレーター快適性
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