Anbernic、より薄型化した新型クラムシェル「RG SP」を発表
Anbernicは2026年7月21日、新たなクラムシェル型レトロゲーム機「RG SP」を発表しました。過去にも同社はゲームボーイアドバンスSPを模したモデルをリリースしてきましたが、今回の新型はよりオリジナルに近い操作感を目指しているのが特徴です。
最大の変化は、従来モデルに搭載されていたアナログスティックを廃止し、クラシックな十字キーとボタンのみのレイアウトに回帰した点です。筐体設計も刷新されており、部品の90%以上を新設計することで、本体の厚みを従来比で10%削減しています。さらに、上部ベゼルも25%薄型化され、よりスマートな外観を実現しました。
基本スペックとしては、3.4インチのIPSディスプレイ(解像度720×480)を搭載し、レトロゲームの3倍整数スケーリングに対応しています。SoCには同社のLinuxベース機で実績のあるAllwinner H700を採用し、3300mAhのバッテリーを備えています。アナログスティックを省き携帯性を高めた本機は、2Dゲームを中心にプレイする層から高い関心を集めそうです。
AYANEO Pocket MICRO 2、需要過熱で追加生産と新構成モデルを展開
AYANEOが展開する横型のレトロAndroidゲーム機「Pocket MICRO 2」が、世界的な需要過熱により品薄状態となっています。7月21日の公式発表によると、初回生産分は発売からわずか10分で完売し、急遽追加された第2ロットも即座に売り切れる事態となりました。
同社はメモリやストレージ部品の供給不足と価格高騰に直面しており、当初予定していた「8GB RAM + 256GBストレージ」構成の生産が困難な状況にあると説明しています。これに対応するため、新たに「6GB RAM + 128GBストレージ」の構成を採用した「スターライトパープル」モデルの予約受付を7月11日に開始しましたが、こちらもわずか5分で完売しました。
クラシックな体験と現代的なハードウェアの融合を掲げる本機ですが、コンポーネント不足という業界全体が抱える課題の影響を強く受けており、購入を希望するユーザーにとってはしばらく入手困難な状況が続く可能性があります。
Retroid Pocket Novaが出荷開始、一方で将来的な価格改定の懸念も
Retroidの新型Androidゲーム機「Retroid Pocket Nova」の出荷が、7月28日より順次開始されることが明らかになりました。公式X(旧Twitter)での7月27日の発表によると、まずはブラックモデルから発送が始まり、その後1〜2日ごとに他のカラーバリエーション(16Bit、Crystal、GC、Ice Blue、Clear Purple、Watermelon)へとローテーションしながら、約3週間かけて現在のバックオーダーを消化する予定です。
本機は4:3比率のディスプレイと、QualcommのQCS8550プロセッサを搭載した高性能モデルです。価格は8GB+128GBモデルが229ドル、12GB+128GBモデルが274ドルに設定されています。
しかし、Retroidは同時に懸念材料も共有しています。Qualcomm側から業界全体での価格引き上げの可能性が示唆されており、将来的にプロセッサの調達コストが上昇した場合、端末価格の改定(値上げ)を余儀なくされる可能性があるとのことです。現時点では価格を維持する方針ですが、購入を検討しているユーザーにとっては早めの決断が推奨される状況となっています。