メモリ不足の影響が直撃、Retroid Pocket 6が価格改定と上位モデル生産終了へ
2026年3月1日、Retroidは同社のフラッグシップAndroidゲーム機「Retroid Pocket 6」について、12GB RAM搭載モデルの生産終了を発表しました。あわせて、8GB RAMモデルについても3月2日より15ドルの値上げが実施され、新価格は245ドルとなっています。
この背景には、AI需要の急増などに伴う世界的なRAMおよびストレージの供給不足があります。競合メーカーであるAYNも同時期に「Odin 3」や「Thor」といった自社ラインナップの値上げを発表しており、ポータブルゲーミング市場全体に厳しい部品調達の波が押し寄せていることが伺えます。
Retroid Pocket 6の主な特徴は以下の通りです。
- SoC: Snapdragon 8 Gen 2
- ディスプレイ: 5.5インチ 120Hz AMOLED
- 操作性: 十字キーとアナログスティックの配置を選択可能
すでに注文済みのユーザーには旧価格が適用されますが、今後の新規購入ハードルが上がってしまったのは市場にとって痛手と言えます。
PS Vitaエミュレーションに特化? Anbernic「RG Vita Pro」のスペックが判明
Anbernicが近日発売を予定している新型機「RG Vita Pro」について、公式YouTube動画などを通じて詳細なスペックが明らかになりました。
判明した主な仕様は以下の通りです。
- SoC: Rockchip RK3576 (Mali-G52 MC3 GPU)
- メモリ: 4GB RAM
- ディスプレイ: 1080p解像度
- バッテリー: 5,000mAh
- その他: ホールエフェクトセンサー搭載ジョイスティック
有名レビュアーのThe Phawx氏の報告によれば、下位モデルである無印の「RG Vita」は旧世代のUnisoc Tiger T618を搭載していることが確認されています。無印モデルではPS Vitaタイトルの動作に力不足が指摘されていましたが、Proモデルはより高い処理能力によってその課題を克服し、ネイティブ解像度での快適なプレイをターゲットにしているとみられます。具体的な発売日や価格は未定ですが、Vitaライブラリの携帯プレイを望む層にとって有力な選択肢になりそうです。
携帯PCゲーマーに朗報、PS3エミュレータ「RPCS3」がハンドヘルド向けUIを大幅改修へ
Steam DeckやWindows搭載ポータブルPCの普及を受け、人気PS3エミュレータ「RPCS3」の開発チームが、ハンドヘルド機向けのユーザーインターフェース(UI)改善に取り組んでいることを3月9日に発表しました。
今回のアップデートはゲームの互換性向上ではなく、純粋な「使い勝手」に焦点を当てており、以下のような機能が予定されています。
- ゲーム内ホームメニューの再設計
- ゲームを再起動せずに変更できるクイック設定
- ホームボタンの割り当て改善
- RPCS3内から直接Steamにゲームを追加(エクスポート)する機能
これまでSteamOSなどでPS3タイトルを遊ぶ場合、デスクトップモードに切り替えて外部ツールを経由する煩雑な手順が必要でした。このネイティブ統合が実現すれば、コントローラー操作だけで完結するシームレスな環境が構築できるようになり、携帯機でのレトロゲーム体験が一段と快適になることが期待されます。