Anbernicが新型クラムシェル「RG SP」を発表
2026年7月21日、Anbernicは公式YouTubeチャンネル等を通じて、新たなクラムシェル型ゲーム機「RG SP」を発表しました。過去に発売された「RG35XX SP」や「RG34XX SP」に続く、ゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせるデザインの最新モデルです。
最大の特徴は、前モデルで搭載されていたアナログスティックを廃止し、クラシックな十字キーとボタンのみのレイアウトに回帰した点です。これにより、2Dゲームのプレイに特化した操作性を実現しています。筐体は従来比で約10%薄型化され、画面上部のベゼルも25%スリムになりました。
スペック面では、3.4インチのIPSディスプレイ(解像度720×480)を搭載し、SoCには同社のLinuxベース機でおなじみのAllwinner H700を採用。バッテリー容量は3,300mAhとなっています。アナログスティックを省き、より薄く洗練されたデザインを求めるレトロゲームファンにとって、魅力的な選択肢となりそうです。
Retroid「Pocket Nova」予約開始と既存モデルの仕様変更
Retroidからは、新型Androidゲーム機「Retroid Pocket Nova」のプレオーダーが開始されました。本機は4.5インチのAMOLEDディスプレイ(解像度960p、120Hz駆動)と、QualcommのQCS8550プロセッサを搭載。メモリは8GBおよび12GBのLPDDR5x、ストレージは128GB(UFS 3.1)という構成で、価格は229ドルからとなっています。
一方で、既存モデルに関する重要なアナウンスもありました。世界的なメモリ価格の高騰を受け、Retroidは「Pocket 5」および「Flip 2」の未発送注文分(8GBメモリ版)を、無償で12GBメモリ版へアップグレードすると発表しました。ただし、7月15日以降の新規注文分については、ベースモデルが12GBに引き上げられると同時に、価格が10ドル値上げされています。部品コストの上昇が、各社の製品戦略に直接的な影響を与えていることが伺えます。
AYANEO「Pocket MICRO 2」再販と「NEXT 2」の大幅値上げ
AYANEOが展開する「Pocket MICRO 2」は、発売直後から数分で完売する状態が続いていましたが、7月21日に公式サイトにて再販が実施されました。しかし、こちらも即座に完売となっており、需要の高さと部品供給の遅れが浮き彫りになっています。出荷時期については、部品の再調達が必要なため、10月末頃までずれ込む見通しであることがアナウンスされました。
さらに、クラウドファンディングサイトIndiegogoで展開されている超ハイエンド機「AYANEO NEXT 2」については、全構成で一律1,000ドルの値上げが実施されました。最上位の128GBモデルは5,299ドル(約85万8,000円)という、携帯ゲーミングPCとしては異例の価格設定となっています。こちらも部材コストの急騰が背景にあるとされており、ハイエンド路線のデバイスにとって厳しい市場環境が続いていると言えます。