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2026-03-25

Anbernic「RG Vita」シリーズ発売、AYANEOは部品高騰で「NEXT 2」販売休止へ

ポータブルゲーミングPCおよびレトロゲーム機界隈では、各社の明暗が分かれる動きが見られました。Anbernicからは、PS Vitaライクな新機種「RG Vita」および「RG Vita Pro」が正式に発売開始されたほか、斬新な回転式スクリーンを備えた未発表端末のリークが話題を呼んでいます。一方でAYANEOは、メモリやストレージの価格高騰を理由に、クラウドファンディングを実施していたハイエンド機「AYANEO NEXT 2」の販売を一時休止すると発表しました。本記事では、直近10日間の重要なトピックを整理してお伝えします。

Anbernic「RG Vita / RG Vita Pro」正式発売

先週の価格発表に続き、Anbernicの新型Android/Linuxベース携帯ゲーム機「RG Vita」および「RG Vita Pro」の販売が開始されました。PlayStation Vitaにインスパイアされたデザインを採用しており、スペックの異なる2モデル展開となっています。

両モデルの主な仕様と違い

  • RG Vita: 5.46インチ(解像度1280×720)のタッチディスプレイを搭載。SoCにUnisoc T618、3GBのRAM、64GBのストレージを採用し、OSはAndroid 12。価格は99.99ドルからと手頃なエントリーモデルに位置付けられています。
  • RG Vita Pro: 5.5インチ(1920×1080)へとディスプレイが強化され、SoCにはRockchip RK3576を搭載。4GBのRAMと64GBのストレージを備え、Android 14とLinuxのデュアルブートに対応しています。

両モデルともに5,000mAhのバッテリーやホールエフェクトセンサー付きジョイスティックを搭載しており、レトロゲームのアップスケーリングやPCからのストリーミングプレイにおいて、快適な操作性が期待されます。

AYANEO「NEXT 2」部品価格高騰により販売一時休止

ハイエンド志向のポータブルゲーミングPCを展開するAYANEOですが、Indiegogoでクラウドファンディングを実施していた「AYANEO NEXT 2」の販売を一時休止すると発表しました。

製造コストが販売価格を逆転

同社によると、旧正月以降のメモリおよびストレージ価格の急激な高騰が原因とされています。ベースモデルで1,799ドルという強気な価格設定であったにもかかわらず、製造コストが販売価格を上回る事態に陥り、これ以上の価格転嫁は現実的ではないと判断されました。

  • 既存注文への対応: 販売休止の発表以前に注文された分については、予定通り製造・出荷が行われます。
  • 今後の見通し: 長期的なアフターサポートや交換部品の提供は約束されています。コンポーネント価格が適正な水準に落ち着けば販売を再開する可能性も示唆されていますが、具体的な再開時期は不透明な状況です。

Anbernic、正方形の「回転式スクリーン」搭載機がリーク

新機種のリリースが続くAnbernicですが、Redditのコミュニティ(r/SBCGaming)にて、これまでにない特異な形状をした未発表端末の動画がリークされ、ファンの間で話題となっています。

ギミックとターゲット層

動画に映る端末は、1:1のアスペクト比を持つ正方形のタッチスクリーンを備えており、一見すると操作ボタンが存在しません。しかし、画面の端を押し込むことでスクリーンが回転(フリップ)し、下から十字キーやABXYボタンが現れるという、2010年代の「Motorola Flipout」を彷彿とさせるギミックが確認できます。

  • 判明している特徴: 背面にL/Rボタンが配置されており、画面上でAndroidエミュレータが動作している様子が確認されています。
  • 市場での立ち位置: 現時点で公式からの発表はなく、SoCや具体的な型番は不明です。しかし、ゲームボーイやネオジオポケットといった正方形に近い画面比率のレトロゲームに特化した、ニッチながらもコレクション性の高い端末として注目を集めています。
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