Anbernic「RG Rotate」正式リリース:画面回転ギミック搭載の意欲作
Anbernicは、ディスプレイ部分が90度回転する独自のスイベル機構を備えた新型Androidゲーム機「RG Rotate」を正式に発表・発売しました。これまで画一的になりがちだったストレート型のデザインから脱却し、2000年代の折りたたみ携帯電話を彷彿とさせる合金製ヒンジを採用しているのが最大の特徴です。
基本スペックとして、SoCにはUnisoc T618を採用し、3GBのRAMと32GBのストレージを搭載。OSはAndroid 12がプリインストールされています。注目のディスプレイは3.5インチのIPSタッチスクリーン(解像度720×720)で、1:1のアスペクト比を採用しています。画面を回転させることで、ゲームボーイなどのレトロタイトルや縦スクロールのアーケードシューティングゲームを最適な画面比率で楽しむことが可能です。バッテリー容量は2,000mAhで、約5時間のプレイが可能とされています。
価格は、前面が金属で背面がプラスチックの「Polar Black」モデルが87.99ドル、全体がCNCアルミニウムで作られたプレミアムな「Aurora Silver」モデルが107.99ドルに設定されています。市場に多数のハードウェアが溢れる中、明確な差別化を図った本機は、コミュニティでも単なる焼き直しではない意欲作として好意的に受け止められています。
AYANEO未発表の縦型機「Pocket Block」リークと「NEXT 2」の進捗
AYANEOの動向として、未発表の新型Androidゲーム機「Pocket Block」の存在が明らかになりました。これはテクノロジー製品のマニュアル共有サイト「manuals.plus」にユーザーマニュアルがアップロードされたことで発覚したリーク情報です。マニュアルの図解から、手頃な価格帯の縦型レトロゲーム機市場を直接ターゲットにした小型端末であるとみられています。現時点で詳細なハードウェア仕様は不明ですが、同社の「Pocket」シリーズの新たな選択肢として注目が集まっています。
一方、ハイエンドWindows機「NEXT 2」に関する公式アップデートもIndiegogoにて報告されました。同機は「Ryzen AI MAX+ 395」を搭載し、価格が1,999ドルに設定された超ハイエンドモデルですが、昨今のRAMおよびSSDの価格高騰の影響を受け、一時的に予約受付が停止されていました。
今回の発表によると、主要部品の生産はすでに開始されており、6月上旬に試験生産、6月中旬には量産を開始する目標が掲げられています。高騰するパーツ価格の煽りを受けながらも、出荷に向けた具体的なスケジュールが示されたことは、長らく待機していた予約者にとって安堵の材料と言えるでしょう。
Anbernic「RG DS」に待望のLinux OSが公式配信
発売から約半年が経過したAnbernicの2画面搭載機「RG DS」に向けて、待望の「全く新しいLinuxシステム」が公式からリリースされました。
同機は2画面デバイスの廉価版オルタナティブとして登場したものの、出荷時にAndroid OSのみが搭載されていたため、2画面を活かした操作性や設定の煩雑さがコミュニティで課題として指摘されていました。今回配信されたLinux OSは、microSDカードに書き込んで起動する形式となっており、既存のAndroid環境をアンインストールすることなく利用可能です。
新しいランチャーインターフェースでは、1画面のみを使用するゲームをプレイする際、サブスクリーンにPlayStationのコントローラーやゲームボーイアドバンスの本体アイコンなど、プラットフォームに対応した画像が表示される遊び心のある機能も追加されています。ハードウェアのポテンシャルを引き出す専用OSの提供により、RG DSの評価が再び見直されるきっかけになりそうです。