Brick Hammer Pro Uは、高級感のあるデザインとモダンなスペックを詰め込んだ縦型(ポートレート)フォームファクタの最上位モデルです。筐体全体に高精度なCNC加工によるアルミ合金(金属)素材が使用されており、ずっしりとした重厚感と高いビルドクオリティを誇ります。
前面には3.95インチのフルラミネーションIPS液晶ディスプレイ(解像度1024×768、アスペクト比4:3)を配置。前作から画面サイズ・本体ともにスケールアップしており、視認性が向上しています。
操作系としては、TrimUIのアイデンティティであるLED発光機能を備えたHall-effect磁気ジョイスティックを2基搭載。アクションボタンには耐久性とクリック感に優れたALPS製スイッチを採用し、背面には独自の段差構造を持つL1/L2・R1/R2ショルダーボタン(背面ボタン)を備えるなど、細部までこだわり抜された設計です。スピーカーは前面の下部にデュアルステレオで配置されており、縦型機で妥協されがちな音響面もカバーしています。
基本スペックは以下の通りです。
SoC: Snapdragon G2 Gen 1 (Kryo 8コア: Cortex-A78 2.4GHz ×4 + Cortex-A55 1.95GHz ×4)
GPU: Adreno A21 (最大940MHz)
RAM: 6GB
ストレージ: 128GB (microSDによる拡張対応)
ディスプレイ: 3.95インチ フルラミネーションIPS液晶 (1024×768、60Hz)
OS: Android
通信: Wi-Fi (802.11ac)、Bluetooth 5.1
インターフェース: USB-C (USB 3.0 / 映像出力対応)、3.5mmイヤホンジャック
その他: 6軸ジャイロスコープ、LED発光アナログスティック、ALPS製ボタン
- + プレミアムなCNCメタル筐体: 全面にアルミ合金を採用しており、所有欲を満たす圧倒的な質感と堅牢なビルドクオリティを実現しています。
- + 強力なSnapdragon SoCの採用: 縦型機としては非常に強力なプロセッサを搭載し、N64やドリームキャスト、さらにはGameCubeやPS2の一部タイトルまで動作可能なポテンシャルを持っています。
- + 充実したインターフェースと操作系: ホールエフェクト磁気スティックやALPSスイッチボタンに加え、USB-C経由での外部映像出力(USB 3.0準拠)に対応しています。
- + 優れたディスプレイと音響: 4:3比率の鮮明な1024×768高解像度IPSパネルと、前面ステレオデュアルスピーカーにより、没入感のあるプレイが可能です。
- − 中途半端に映るメモリ容量: PS2クラスのエミュレーションを快適に動かす基準とされる「8GB RAM」に届かない6GBという構成は、SoCのパワーに対してやや制限となる可能性があります。
- − 配置による熱と吸排気への懸念: メタル背面による制限からか、吸排気口が手で握るポジション付近に設計されているように見受けられ、高負荷時の手の熱さや排気口を塞いでしまうリスクが懸念されます。
- − 価格に対するコストパフォーマンスの低さ: 市場想定価格が約199.99ドル(送料別)と、同等以上の性能を持つ競合他社の実績あるモデル(Anbernic製品など)が視野に入る価格帯のため、割高感は否めません。
- コミュニティやレビュアーの間では、その洗練された「デザイナーズガジェット」のような外観とLEDイルミネーションの美しさが極めて高く評価されています。一方で、TrimUIブランドとしては初となるAndroid OSの採用に対し、ソフトウェアの最適化やチューニングが熟こなされているか不安視する声も少なくありません。
- また、縦型ハンドヘルドとしての純粋なポータブル性を評価する層からは、「前作より本体サイズが大きくなったことで手軽さが薄れた」という意見や、「この価格帯を出すのであれば、あと少し予算を足して他社のより実績豊富なハイエンド機を選んだ方がトータルでの満足度(コスパ)が高いのではないか」といった冷静な分析も目立っています。
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